you’ll never walk alone

UEFAチャンピオンズリーグ決勝。
ついに欧州最強クラブが決定。
死闘を尽くした後、そのピッチに立っていたのは、、、赤い伝説　リヴァプール。

まさに精神力の戦いだった。

開始１分「カルチョ最後のバンディエラ」マルディーニが右からのピルロのFKをボレーで合わせ先制。
７度目の決勝。そして先制点。今日はミランの一日になる。
そんな予感をさせるゴール。

３９分にはクレスポがシェフチェンコの低いクロスに合わせて２点目。
前半終了間際にはカカのスルーパスに抜け出したクレスポが左足シュートで３点目。

だが、ここから奇跡が。
後半からリヴァプールはハマンを投入し、３バックに。
５４分、リーセのクロスをジェラードが頭でゴール右隅へ。
５６分にはスミチェルが豪快なミドルシュート。
６０分、バロシュのポストプレーで抜け出そうとしたジェラードをガットゥーゾがひっかけ
得たＰＫをシャビアロンソが蹴り、いったんがジダにセーブされるがリバウンドを自ら押し込んで同点。

アンチェロッティは「クレージーな６分間」と表現したが
まさにクレージー、錯乱状態。
なぜ、あれだけ押し込んでいたミランがあの瞬間だけボールに触れることすらできず
ゴールを立て続けに許したのか。。。

そして両チームとも体力の限界まで走り、ゴールを目指した。
（一回はシェフチェンコのゴールがあったが取り消された）
延長でも点が入らず、PK戦へ。ピルロとシェフチェンコのキックはデュディクにセーブされ、セルジーニョはプレッシャーに負け枠をはずしてしまった。
最後に笑ったのは、リヴァプール。

ミランは圧倒的に強さをみせていた。
が、精神力の強さが最後は勝敗に出たように見えた。
ミランは延長終盤、疲れがあきらかに出て足が止まっていたが
リヴァプールは最後までボールに体を投げ出してでも追いかけていた。

それを最後まで体現していたのは、主将であり今のリヴァプールを象徴するジェラードだった。

プレミアで５位だったとはいえ、決勝で戦った彼らは
リヴァプールは、チャンピオンにふさわしい選手たちの集まりだったと思う。

おめでとう。

くっそ〜、ことしはシルバーホルダーか（ノ＿ー、