W杯予選って厳しい

その認識が見てる側にないって言うか
なんかアジアをなめてるって言うか、そういう楽観論があるのが怖いな、と。
アジアなんか突破できて当然、っていう雰囲気がねぇ。。。
だって、日本は別にそんな強い国じゃないですよ?
 
「出場できて当然」
それは大きな間違いで。 
 
たとえばイラン。過去に2度出場だけど最初と2度目との間には20年かかってるわけで。
78年のアルゼンチン大会と98年のフランス大会。
アジアで手強いといわれるイランですら、2回。
だから、かれらは出場するために必死な形相で戦っているのである。
 
じゃ日本は?
日本の出場も2回。
だが、予選を突破したのは、たったの1回。
同じ2回出場でも、1回は開催国予選免除。
 
つまり現状では、日本はまだ「出場して当然」と考えてアジアを軽視するのはありえない話。
だからこそ、危機感を持ち、最大限のサポートをしなくちゃならんのである。
だって国同士の戦いなんですから。
ゴール裏でのんきな歌を歌や、セットプレーでのフラッシュの嵐や、イケメンにキャーキャーいうのは国内リーグや親善試合でやってくれ、と。
そんなこともこの現状だと思ってしまうわけで。
実際、日本ピンチですから!
 
もちろん柏サポのような履き違えた暴走はいらないけれども。
 
「日本のサッカー場は家族が見に来れる素敵な空間だ」
海外から来た選手はみなが口をそろえてそう言う。
 
この環境、日本のサッカー文化だ!と胸をはれることだと思う。
これは永遠に守っていかなくちゃならないと思う。
W杯日韓大会で、最も評価された点であるどんな国に対しても受け入れ、よいプレーには拍手と歓声を送る。
なんと成熟した大人の対応だろうか!なんと純粋なサッカーへの賞賛だろうか!
それは今後もそのままでいたい。

 
とはいえ、日本代表のピンチにはジンギスカンだのフラッシュだのは必要ない。
全力でのサポートと声援のみが必要である。
この予選、あまいもんじゃねぇ。
そう肝に銘じて今日のバーレーンとのW杯予選を見守ろう。